8月 032014
 
 2014.08.03  Announce

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男の300年、第2回目は1966年のボブ・ディランだ。この年にイギリス最古の劇場、ロイヤルアルバートホールで行われたコンサートはディランにとって大きなターニングポイントとなった。
それまでの公民権運動の旗手、フォーク界の若きカリスマというレッテルが窮屈となり、セットメニューも、前半ギター&ハーモニカの従来スタイルの曲を、後半は後のザ・バンドを引き連れてのエレクトリックギターによるロックスタイルの2部構成で行われていた。オーディエンスはディランのロックを許す事ができず、最後の曲 like a rolling stoneの前に『ユダ・裏切り者!』と叫んでしまう。このことからこの音源は通称ユダコンサートと呼ばれている。

スロウガンは1900年スタイルとしてこの伝説のユダコンサートのステージ衣装を再現してみた。
やや大ぶりなハウンドトゥース、多分ベロアと思われる生地による細身のスーツであったが、ここはシャーゼ・アングレ的ウールのトリコット編みによるスーツ地に設定した。柄イメージ、厚み、伸縮性どれをとっても最高の仕上がりとなっている。

ディランのこの千鳥のステージスーツとは、時代が変わる瞬間の象徴であり、まさにこれをジャージ・アングレ素材で再現する事がこれからの我々の新しいスーツスタイルの始まりなのである。

余談だが、このユダコンサートの前半で歌われている『女の如く』でのハーモニカはディランのライブ史上、最も美しく、この一筋の音色は聞く者を宇宙へ誘うとまで評されている。ちょっと皮肉だが・・・。

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